よくあるご質問

鏡開きは11日とされておりますが、それまでお供えしておいて良いのでしょうか、それとも仕事が始まったり、何かのタイミングで一旦、下げておいて11日に鏡開きを行うのでしょうか?

もし11日に鏡開きをされるご予定であれば、そのままお供えしてもらって、その食べられる日に下げられましたらよろしいかと思います。
鏡開きはお供えした鏡餅に神様が宿り、その鏡餅や一緒にお供えした食べ物に神様の力が与えられ、それを皆でいただくことによって新年1年間の無事・健康を祈るという、いかにも日本人らしい年神さまへの感謝の習慣です。
これによって「神様を迎えた正月」は終わりという意味合いですが、このお正月期間の区切りは本来、明確なものではないので11日までずっとお供えされるのは全く問題ありません。
また一方では門松などお正月飾りをしている期間の「松の内」という言葉がありますが、昔は15日あるいは16日まででした。そしてその松の内の終了に合わせてお正月飾りを焼く習慣がありました。
ですのでそれに合わせてお正月飾りを下げ燃やし、一緒に鏡もちも下げて、その火で鏡もちを焼いて食べるということが鏡開きとなっている地域もあります。地域によりましてはその焼く行事が6日や7日に行われますので、鏡開きもそのタイミングで行われるということになります。